中期経営計画
堺商事グループは、2020年3月期から2024年3月期にかけての新中期経営計画「―Create New Value & Next Globalization―」を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。
中期経営計画「―Create New Value & Next Globalization―」への決意
本計画では、経営理念に基づき、ビジョン実現に向けた主な経営課題に積極的に取り組み、目標数値として掲げた営業利益9億円を達成し、新たな可能性を追求してまいります。
経営理念
『社会にとって存在感のある企業を、社員にとって働き甲斐のある会社を目指す』
ビジョン
- ① 世界市場に広く展開し持続的に発展するグローバル企業を目指す
- ② 社員が働き甲斐を感じ安心して働ける職場環境づくりを推進する
- ③ 取引先様から信頼を集める化学品商社となる
ビジョン実現に向けてのアクションプラン
経営計画の目標達成に向けて以下の施策に取り組みます。
- ① 貿易比率を伸ばすべく海外における新市場・未開拓分野へ注力し海外事業の更なる拡大と深化を図る
- ② 5年間で海外拠点を現在の8拠点から更に拡充し、約30名の要員(海外現地法人含む)を増やす
- ③ 社員の多国籍化や女性・高齢者といった多様な力を競争力の源泉とし企業力向上を図る
- ④ チャレンジを促し、強みを伸ばすために組織・制度を見直すとともに、人材のグローバルベースでの適材適所を推進する
- ⑤ 魅力・活力に溢れる企業集団を目指して職場環境の改善に取り組み、社員のモチベーション向上を図る
- ⑥ 化学品ビジネスにおいて「堺商事ならでは」の価値を創造し、ステークホルダーのニーズに応えることにより社会に広く貢献する
- ⑦ コーポレートガバナンスと内部統制システムの強化を通じた業務品質の向上を目指す
- ⑧ 経営環境の変化に耐えうる強い事業基盤を構築し、持続的な成長と企業価値の向上を目指す
重点活動分野
以下の3項目を重点分野と位置付け、スピーディーな事業拡大を目指します。
- (1) 電子材料関連
- コンデンサ・二次電池向け材料の拡大並びに原料の安定供給に向けた海外戦略の拡充を目指す
- (2) 環境・機能材料関連
- 大気・水・生活資材等、地球に優しく人々の安心・安全な生活に貢献する材料を追求し、国や地域を限定することなく活動する
- (3) 衛生・産業材料関連
- 紙おむつ・生理用品・ペットトイレタリー・その他ヘルスケア商品及び土木工事・災害復旧事業等に使用されるあらゆる資材を地球規模で調達・販売することで社会を支える
数値目標
最終年度(2024年3月期)の連結目標数値を、営業利益9億円、ROE(自己資本利益率)6%とします。
(金額:百万円)
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2019年3月期実績 |
2024年3月期目標 |
連結営業利益 |
664 |
900 |
連結ROE |
5.5% |
6.0% |